経理担当の瀬野です。
本日西国33所札所 30番(宝厳寺)31番(長命寺)へ行ってきました。
本当は16番(清水寺)当たりを巡るつもりでした。京都市内の観光地がどのような状況なのか、調査のつもりでしたが、前日にある方の清水寺付近の写真を見せてもらったところ、混みあっている様子で・・・
これは、人混みを避けなければ・・・ということで、急遽行き先を変更しました。
第30番 竹生島 宝厳寺(ほうごんじ)
「竹生島(ちくぶじま)」は琵琶湖の湖岸から約6キロの沖合に浮かぶ周囲約2キロの島。
今津・長浜・彦根港から船に乗って行きます。今回は長浜港まで車で。亀岡からですと、京都縦貫道~京滋バイパス~名神~北陸道で約1時間40分。
立派な船~と出航を待っておりました。
乗ったのは「べんてん」という船でした。港になかったのは、竹生島からの折り返し運転をしているとのこと。今回は長浜港10:10発に乗り込みました。
竹生島クルーズHP(↑季節によっても出航時刻がことなるので、時刻表をご確認ください!予約もできるようです)
船内はとても明るく、清潔な感じでした。御覧の通り、1階にはほとんと人がいない状態。皆さん2階の方が景色がいいのでは?と上がられましたが、2階も半分程度しか人がいませんでした。
新型コロナウイルスの影響で団体さんが来られていないということもあるのだと・・・
船内では長浜港周辺の案内・竹生島の案内・琵琶湖の水鳥のことなどが放送されています。約30分程度で竹生島に到着。
「伝説のパワースポットの島」と言われることもあり、船から見た宝厳寺や都久夫須麻神社が木々の間から見える風景はとても神秘的でした。
本堂に着くまでは息が切れるほどの急階段になっております。
ご本尊は日本三弁才天の一つである大弁才天と千手観音です。
2000年に再建された三重塔。この前から琵琶湖を見ると…
午前中の寒さで琵琶湖の奥は靄がかかり、真っ青な空との調和ですごく神秘的に見えました。正直琵琶湖がこんなにきれいに見えたのは初めてでした。
都久夫須麻神社ではしっかり「かわら投げ」をしてきました。
1枚に自分の名前を書き、2枚目にお願い事を書きます。そのかわらを鳥居の間を通ると願い事が叶うと言われれてるようです。結果は・・・
願い事は早々に叶えられないということでしょうか???
散々キャーキャーと騒いでしまったあと、港へ。
12:05の船でまた長浜港へ。滞在時間85分は思ったよりゆっくり散策が出来て、ちょうどいい時間間隔だと思いました。
第31番 姨綺耶山(いきやさん) 長命寺(ちょうめいじ)
昼食後、高速で長浜から名神竜王まで引き返します。途中市街を通るので渋滞もありで、約1時間と少しで到着。
階段808段!!!と・・・今回は車で上がれたので、残り100段程度を上りましたが、それでも日ごろの運動不足の膝は笑うばかりです。
ご本尊は千手十一面聖観世音菩薩。健康長寿、無病息災を授けて下さる有り難い観音様。
ということで、新型コロナウイルスの終息をお祈りするばかりでした。
枝垂桜が3分咲きぐらいでしょうか?本当ならもっとたくさんの方が来られていることなんでしょうが、「病魔退散」をお願いするようなお寺でもこのような状況とは・・・
第32番 繖山(きぬがさざん)観音正寺(かんのんしょうじ)
が・・・入山口は16時で閉山・・・17時までに行けばいいと思ってたのが・・・
ということで、今回は見送りです。
新型コロナウイルスの影響で、不要不急の外出を控えるべきでは?屋外であれば大丈夫?などなど情報が交錯して、人の解釈もマチマチで何を信じれば・・・という状況です。
本日は京都の現状を皆さんにお知らせつもりの予定を組んでおりましたが、思ったより人が多いとのこと。そういった状況をお伝えするべき?とも思いましたが、まずは感染拡大の予防をすること。その状況をお知らせするために人混みに行っていては、何の意味もありません。ということで、今回は「屋外で人が少ないところ」を選んでご紹介しました。
終わりの見えない不安でずーと家に閉じこもることも体にも心にもよくないと思います。近くの公園へ散歩、一人ドライブなどなど少しは気分転換もして、体も動かさないと高齢者の方は運動器機能不全になってしまうということなので、ほどほどに日常生活が送り続けれればと願うばかりです。
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